補聴器を実際に使ってみました②

補聴器ってどんなもの?「集音機」とは何が違うの?実際に使ってみました。

きっかけは、聞き返すことが多くなって…

補聴器について考えはじめたきっかけは、やはり聞こえにくくなったこと。
テレビドラマの、とくに若い女優さんのセリフが聞き取りづらい…
体温計が測定し終わったときの「ピッピッ」音が聞こえない。

これだけならまだしも、お客様のお話を聞き返すことが多くなってしまったように感じたことが直接のきっかけです。

補聴器を実際に付けられるというので、この機会に体験してみることにしました。

まずは聴力の測定から

実際に補聴器を取り扱う会社の方にお店に来てもらい、まずはいくつか簡単なアンケートに答えていきます。
そしていよいよ実際の聴力を測定!ヘッドフォンをして、「音が聞こえたら」ボタンを押します。

聴力測定・補聴器を調整してくれた(株)シンコムの増子さんです

私の場合、思っていたよりも「左耳」が聴こえにくくなっていることがわかりました。
高音がより聴こえにくいとの結果です。

右は聴力検査をする店長・右下は当店のマスコットキャラクターです

聴力の測定結果をもとに、「どんな音を聞こえやすくするか」「どんな音をカットするか」パソコンと補聴器を接続してこまかく調整していきます。

ここがビックリ、補聴器はメガネと同じぐらい「その人」に合わせたオーダーメイド品なんですね。

補聴器を付けて聴いてみて、また調整して付けて聴いて試して…と繰り返し、自分にあった聴こえに近づけていきます。

耳は無意識に「不要な音」をカットしています

以前、TVショッピングなどで安く買える「集音機」を試した時は、「本のページをめくる音」がガサガサッ!と大きく聞こえたり、「すべての音が大きくなる」という印象でした

補聴器は「耳が無意識にカットしている音」を小さくする方向で調整するので、違和感なく自然に聞こえます
ここが大きな違いのようですね。

以前より詳しくお答えできます

なので補聴器…お値段もけっこうします。片耳50,000円から、高級なものはより高価に!
でも集音機の機能と比べてみると、なるほど、と納得できました。
その人の聴こえや、実際に使いたい場所はどこなのか(コンサートに行きたいのか、会議をしたいのか…)で選ぶのがよいと思います。

実際に使ってみたことで、より詳しくお答えできるようになりました。
補聴器以外の聴こえについても、お気軽にご相談くださいね。